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2022.02.21

【Digima~出島~】明治大学・奥山研究室との共同研究:中間レポート

【海外展開成功につながる6つの要素とは?】

2021年よりスタートした、国内最大級の海外ビジネス支援プラットフォーム「Digima〜出島〜」と、明治大学・奥山雅之研究室(地域産業研究)との共同研究。4,000件超の海外ビジネス相談を分析した『海外進出白書』で活用しているデータ等を、研究的知見やデータ分析ノウハウを持った奥山雅之研究室に提供し、海外展開における企業の経営行動や課題を抽出、その解決策を探ってますが、その中間レポートとして、2021年8月~10月に実施したアンケート調査の結果をお知らせいたします。



海外展開のゴールデンルートを探る明治大学とDigima~出島~の共同研究ですが、アンケート調査・分析の結果、下記のようなポイントが浮かび上がりました。

◆「海外に自社拠点を置くこと」
◆「海外企業との連携」
◆「地域資源の活用」
◆「現地顧客の受け入れやすさの重視」
◆「商品・サービスの柔軟な変更」
◆「国・地域の実情に合わせたプロモーション」

アンケートにおいては「成功」について、「最も注力している国・地域において、御社の事業(商品・サービス)は、どのような地位にあると考えますか。」という質問に対して、
1.シェアトップ級」24 社(7.5%)
2.一定の 競争力」65 社(20.4%)
3.一定の地位を維持」95 社(29.9%)
回答した企業を「成功企業」(「a. 一定の地 位あり」184 社)として、その要因を考察しています。すると、上記6つの項目が、統計的に意味ある(有意性のある)項目として浮かび上がりました。

▶︎中間レポートの資料ダウンロードはこちら

上記の6つのポイントを実施することが、海外展開のゴールデンルートであるという仮説がを立てることができます。今後の研究では、インタビュー調査やさらなるデータ分析を通して、仮説を検証し、海外展開のゴールデンルートについて考察を深めていきます。

<研究の概要>
各地域の中小企業が地域特有の資源を活用しグローバル市場へと展開とするビジネス(グローカルビジネス)をはじめ、海外展開における中小企業特有の経営行動や課題を抽出し、その解決策を探ります。海外進出・海外ビジネス支援プラットフォーム「Digima〜出島〜」(株式会社Resorz)の持つ支援ノウハウとそのデータ、明治大学奥山雅之研究室の研究的知見やデータ分析ノウハウを融合させて研究を実施します。

<研究の目的>
地方創生、地域活性化は日本の産業、経済にとって大きな政策課題となるなか、地域の中小企業のグローバル化、とくに海外市場への展開は、地域の雇用・税収につながることから、地方創生を産業面でけん引する可能性を内包しています。企業の海外進出を多面的にサポートするプラットフォームである「Digima〜出島〜」(株式会社Resorz)と、中小企業のグローバル化を研究する明治大学奥山雅之研究室がお互いの強みを活かし、実践面および学術面の両面から中小企業および日本各地域の発展に貢献していきます。

<研究期間>
2021年6月1日から2024年3月31日まで
▼ 明治大学奥山雅之研究室(地域産業研究)について
地域産業の持続的発展やグローバル化を中心に、繊維・アパレル産業や時計産業などの産地研究や中小製造業のサービス化などで研究成果を持つ。主な著書は『グローカルビジネスのすすめ』『繊維・アパレルの構造変化と地域産業:海外生産と国内産地の行方』『地域中小製造業のサービス・イノベーション―「製品+サービス」のマネジメント―』など。

▼「Digima〜出島〜」について
「Digima~出島~」(https://www.digima-japan.com )は、海外ビジネスに関するあらゆる情報が集約された海外ビジネス支援のための専門プラットフォームです。「グローバル市場で成功する日本企業を10,000社作る」をミッションとして、海外ビジネスに関するニュースやノウハウ記事、海外進出サポート企業情報、海外ビジネス関連セミナーの掲載等を行っています。また、「企業検索」や「海外進出無料相談窓口」によるマッチング、オリジナルの「視察ツアー」をアレンジするサービス、海外ビジネスに必要な学びの場を提供する「海外ビジネスサロン」を運営しております。

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